【Brexit】イギリスのEU離脱②
連日の日経平均株価の下落は、BREXITが現実味を帯びてきたことによるリスクオフモードに移行したことが要因とみられています。
EU離脱可能性について、情報をまとめておきます。
①世論調査
先週の世論調査会社YouGovが実施した調査では、離脱派が45%と、残留派の41%を4ポイント上回った。態度未定は11%だった。イギリスにはマスコミとは独立した世論調査会社があって、それなりに信頼のおける世論調査だと思われる。
つい最近まで拮抗あるいは残留派が上回っていたのに、投票が近づくにつれてじわじわと離脱派が勢力を伸ばしてきている。
②ポンドの下落
英国の通貨ポンドが売られています。で、安全通貨とされる円が買われています。ここもとの円高はこのためです。
ジョージ・ソロス氏が復帰。
ソロス氏といえば、1992年のポンド危機でポンドに売りを浴びせ、イングラン銀行に勝利した人物として有名。
今回も売りを浴びせにかかるだろうか。
③オッズ
Bookmakerによると、オッズは残留派が1.6倍、離脱派が2.5倍。
つい先々週まで離脱派のオッズは4倍以上あったのにここまで縮小(=離脱すると思う人が増加)した。
オッズは依然として残留を示しているものの、果たしてどうなるのだろうか。